個人の銀行融資の審査期間を全て調査しました!個人向けローンと事業資金の審査期間の違いをご紹介します!

個人の銀行融資の審査期間を全て調査しました!個人向けローンと事業資金の審査期間の違いをご紹介します!

個人の方も銀行から様々な目的でお金を借りることがあります。

住宅ローン、自動車ローン、カードローンなど様々です。

しかし銀行の融資は大手消費者金融などと比較して、資金化までに時間がかかります。

そのため、それぞれのローンでどの程度の審査期間が必要になるのかを予め把握して、必要なタイミングにお金が間に合うように動いていかなければなりません。

個人向け銀行融資に必要な審査期間について詳しく解説していきます。

個人向け銀行融資に必要な審査期間

個人向け銀行融資に必要な審査期間をイメージした時計

個人向け銀行融資に必要な審査期間はローンによって異なります。

銀行が取り扱う個人向けの融資は様々ですが、主に以下のローンは審査期間がそれぞれ大きく異なります。

  1. 住宅ローン
  2. 自動車ローン
  3. カードローン

それぞれのローンでどの程度の審査期間がかかるのか、審査のプロセスとともに詳しく解説していきます。

①住宅ローンは1週間〜3週間程度

住宅ローンは個人が借りるローンの中で、最も審査期間が長くなるローンです。

申込を行うとまず保証会社の審査が行われ、その後銀行の審査が行われます。

保証会社の事前審査は即日〜1週間程度、銀行審査に1週間〜2週間程度です。

保証会社の事前審査は、顧客の属性や個人信用情報を年数化するスコアリングという方法によって行われるので審査にはそれほど時間はかかりません。

しかし、銀行の審査は多くの銀行で担保になる物件の場所まで実際に審査担当者が訪問するので、審査には時間がかかってしまいます。

「借りることができるかどうか」の大まかな方向性だけを知ることができる事前審査は早ければ当日中に完了しますが、審査全てが完了するまでには2週間以上の時間が必要になると理解しておきましょう。

②自動車ローンの審査期間は数日程度

自動車ローンの審査期間は数日程度で終了します。

ほぼ全ての金融機関の自動車ローンで保証会社の保証が必須となっています。

逆に言えば保証会社の保証さえつけば銀行は高い確率で融資を実行するということです。

保証会社の審査は、信用情報や属性を点数化するスコアリングという手法で行われるので、審査は当日から1営業日では終了します。

銀行は以下のような内容の確認作業を行います。

  1. 顧客が反社会的勢力の構成員ではないか
  2. 申込内容に虚偽や不備がないか
  3. 書類は揃っているか

審査をするというよりも確認を行っているだけですので、銀行の審査も数日程度で終了します。

自動車ローンは全ての審査が終了するまで、最短1営業日、長くても1週間程度で終了すると理解しておきましょう。

③個人向けカードローンの審査に必要な審査期間

個人向けカードローンは銀行のローンの中で、最も審査期間が短いローンです。

多くの銀行で申込から契約まで最短1営業日で完結します。

審査の流れは、保証会社がスコアリングによって「仮審査→銀行が書類の確認→審査通過」となり、基本的には自動車ローンと同じで、審査のプロセス自体は早ければ数時間程度で終了します。

しかし、銀行融資は融資の前に顧客が反社会的勢力の構成員に該当しないかどうかを警察庁のデータベースへ確認しなければなりません。

この確認には最短で1営業日必要になるので、銀行カードローンの融資には最短で1営業日必要になるのです。

ただし、実際に融資を受けることができるまでの時間は銀行によって大きく異なります。

三井住友銀行のような無人契約機ですぐにカード発行ができる銀行はすぐに融資を受けることができますが、カードが郵送になる銀行は融資まで1〜2週間必要になることも珍しくありません。

個人事業主向け銀行融資に必要な審査期間

個人事業主向け銀行融資に必要な審査期間を記したカレンダーと時計

個人が借りることができるローンとして、個人事業主やフリーランスが借りる事業資金融資があります。

事業資金融資には主に以下の3つの種類があり、それぞれ審査期間は異なります。

  1. 信用保証協会の保証付融資
  2. プロパー融資
  3. ビジネスローン

個人事業主が利用する事業資金の審査期間について詳しく解説していきます。

①信用保証協会保証付き融資は2週間程度

信用保証協会の保証付融資は、2週間程度で審査が完了します。

信用保証協会の保証審査に3日〜1週間程度、銀行内部の審査で3日〜1週間程度の審査時間が必要になるので、早ければ1週間程度、時間がかかる場合でも2週間程度では審査は終わります。

なお、初めて取引する銀行とは個人事業主の確定申告書や企業の決算書そのものを審査する企業審査という審査を行わなければなりません。

この審査には1週間程度の時間がかかるので、初めて融資取引をする銀行からお金を借りる場合には、上記の審査期間+1週間の時間がかかるものと理解しておきましょう。

②プロパー融資は2週間〜3週間程度

信用保証協会や保証会社の保証を一切つけずに銀行の責任のみで融資を行うプロパー融資は2〜3週間程度の審査期間が必要になるものと理解しておいた方がよいでしょう。

プロパー融資は銀行が全てのリスクを背負う、銀行にとってリスクの高い融資商品ですので、銀行はかなり時間をかけて詳細な稟議を作り、慎重に審査を行います。

融資金額や顧客の格付けによっては、頭取や役員の決済が必要になることもあるので、どうしても審査には時間がかかってしまいます。

支店と本店で稟議が行ったり来たりすることもよくあるため、審査には2週間〜3週間程度の時間がかることが一般的です。

なお、銀行が責任を負うプロパー融資は銀行の回収を担保するために、不動産担保を設定することがよくあります。

この場合には、担保評価のためにさらに1週間程度の時間がかかってしまうので、長い場合には審査に1ヶ月程度の時間を要することも覚悟しておく必要があるでしょう。

③ビジネスローンは数日から1週間

ビジネスローンは数日から1週間程度で融資を受けることができます。

銀行のビジネスローンは個人向けカードローンと同じように、民間の保証会社がスコアリング審査によって審査の可否を決定し、銀行が書類や申し込み内容に間違いや不備がないか確認して審査完了です。

支店の決済で終了するので、プロパー融資のように稟議が何回も行ったり来たりして時間がかかってしまうことはありません。

審査には時間がかかりませんので、最短で1営業日程度、長くても1週間程度で融資を受けることができます。

銀行から個人が即日融資を受けることはできない

銀行から個人が即日融資を受けることはできないことを訴える女性

なお、個人の方が銀行から申込日当日に融資を受ける即日融資でお金を借りることはできません。

これは、銀行の審査能力の有無とは無関係に、法律的な都合によって不可能になっています。

銀行から個人が融資を受ける場合には、融資の前に警察庁の反社会的勢力のデータベースへ照会しなければならないことが義務付けられています。

反社会的勢力のデータベースへの照会には最短でも1営業日は必要になり、いくら銀行や保証会社の審査が早く終了しても、反社の確認が終了するまでは絶対に融資を受けることができません。

以前は、銀行融資は即日融資ができましたが、今は即日で融資を受けることはこのような理由によって絶対に不可能です。

個人が銀行から融資を受ける場合には、最短でも1営業日の審査期間が必要になるものと理解しておきましょう。

個人向け銀行融資の審査期間を短くする方法

個人向け銀行融資の審査期間を短くする方法を説明する女性

個人向け銀行融資は審査にそれなりの時間がかかってしまいますが、以下の点に注意することによって、審査時間を大幅に短縮することが可能です。

  1. 申込内容は正確に
  2. 一度審査落ちした保証会社は避ける
  3. 必要書類を完璧に揃える
  4. 前日夜の間に申し込みをしておく
  5. 繁忙期を避けて申し込みをする

個人向け銀行融資の審査に早期に通過するための5つのポイントについて詳しく解説していきます。

①申込内容は正確に

申込内容に間違いがないように、正確に入力するようにしましょう。

申込内容に間違いがあると、必ず問い合わせの電話が来るのでその分審査に時間がかかってしまいます。

また、年収などの重大な間違いがあると、正しい内容に基づいて審査は最初からやり直しになってしまいます。

さらに、意図的に申込内容を虚偽申告したと判断されてしまうと、その時点で審査に落とされてしまうことがあります。

いくら急いでいても、ローンの申込では絶対に申込内容に間違いがないことを確認した上で正確な内容で慎重に申告をするようにしてください。

②一度審査落ちした保証会社は避ける

過去に審査に落ちたことがある会社や、借入などによってトラブルがあった会社が保証会社となっている銀行ローンは避けた方がよいでしょう。

銀行融資の保証会社はアコムやSMBCコンシューマーファイナンス(プロミス運営)などの大手消費者金融が保証をしているケースが多々あります。

例えば、過去にアコムからお金を借りて返済に遅れたことがある人が、アコムが保証する銀行融資に申し込んだ場合、アコムの社内に蓄積している過去の延滞情報が引っ掛かり、審査に落とされてしまうか、審査に時間がかかる場合があります。

できれば過去に取引をしたことがない会社が保証している銀行ローンへ申し込みをした方がよいでしょう。

③必要書類を完璧に揃える

ローンの審査や契約時に提出が必要になる書類は完璧に揃えるようにしましょう。

審査では、収入証明書書類などが必要になり、この書類を提出しない限りはその先の審査に進むことができません。

また、契約時には本人確認書類や資金使途確認資料の提出が求められることもあり、やはり必要書類が提出されない限りは契約手続に進むことができません。

せっかく信用情報などに問題がなく、審査そのものが素早く終了したとしても、必要書類が揃わないというだけで審査には時間がかかってしまうことになるので、審査や契約に必要な書類は事前に銀行へ確認し、必要書類を完璧に揃えた上で申し込むようにしてください。

④前日夜の間に申し込みをしておく

お金をできる限り早く借りたいのであれば、前日の夜には申し込みをしておいた方がよいでしょう。

ほとんどの銀行で審査は朝9時頃から行われますが、審査は申し込んだ順番で行われます。

前日の夜に申し込んでおけば、翌営業日の朝には審査をしてもらえる可能性が高いので、早く審査に通過することができるでしょう。

当日に申し込みをしても、当日中に審査をしてもらうことができるかどうかは分かりません。

今は、ほとんどのローンでWEBから24時間申し込みをすることができます。

「早くお金を借りたい」と考えるのであれば、できる限り前日夜から申し込みをしておく方がよいでしょう。

⑤繁忙期を避けて申し込みをする

審査期間を短くしたいのであれば、できる限り繁忙期を避けて申し込みをするようにしてください。

銀行は資金需要が集中する、年末と年度末は忙しくなります。

そのため、3月、9月、12月は融資の申し込みが集中するのでどうしても審査期間に時間が必要になります。

特に事業資金融資においては、申し込みをする時期によって審査期間は大きく異なるので、できる限り早く審査に通過したい場合には、繁忙期を避けて申し込みをしましょう。

また、1ヶ月の中でも月末と月初は銀行が忙しいので、10日過ぎくらいに申し込んだ方が審査期間を短くすることができる可能性があります。

まとめ

個人が銀行から融資を受ける場合の審査期間は融資商品に応じて以下のように異なります。

  1. 住宅ローン:1週間〜3週間程度
  2. 自動車ローン:数日〜1週間程度
  3. カードローン:1日〜1週間程度
  4. 信用保証協会保証付融資:1週間〜2週間程度
  5. プロパー融資:2週間〜3週間程度
  6. ビジネスローン:1日〜1週間

銀行からの借入は即日融資が不可能で、商品によっては3週間程度の時間がかかるので、審査期間を把握して必要なタイミングで必要な資金が入手できるようにしましょう。

また、以下のポイントを抑えることによって審査期間を早めることができます。

  1. 申込内容は正確に
  2. 一度審査落ちした保証会社は避ける
  3. 必要書類を完璧に揃える
  4. 前日夜の間に申し込みをしておく
  5. 繁忙期を避けて申し込みをする

銀行融資にはある程度の時間はかかるので、審査期間を早めたい人は事前に書類を用意するなどして、審査期間を短くするように配慮しましょう。