ファクタリング会社の選び方や比較ポイントを徹底解説

たくさんのドア

ファクタリング会社の数は年々、増加しています。

そのためファクタリング会社を選ぶ際には、資金繰りニーズに合わせてファクタリング会社を比較・検討する必要があります。

本記事ではファクタリング会社を選ぶ際の重要なポイントや、ニーズごとのファクタリング会社の選び方をご紹介して参ります。

ファクタリング会社を選ぶポイント

choiceという言葉を掲げる女性

数あるファクタリング会社を選ぶ際には、以下のポイントをチェックし、自社の経営状況などを鑑みて、申し込みをするファクタリング会社を決めましょう。

手数料

入金スピード

2社間ファクタリングか3社間ファクタリングか

買取可能金額と調達希望金額

ノンリコース(償還請求権なし)取引か

債権譲渡登記の有無

アフタサービスの有無や質

ファクタリング会社の信頼性・安全性

それでは各項目ごとに、どのようにファクタリング会社を選ぶべきなのか、また注意点などを解説していきましょう。

①手数料

ファクタリング会社が提示する手数料は相場と比べて、高くないかどうかをチェックしましょう。

ファクタリングの手数料の相場は、以下の通りです。

2社間ファクタリング10%〜25%
3社間ファクタリング5%~10%

相場と比べてあまりにも高すぎたり、反対に低すぎる場合には注意が必要です。

ファクタリング会社によっては誇大広告を行なっていることもあり、低い手数料を提示しておきながら実際のファクタリング契約の際には数十%もの手数料を要求してきます。

そのような悪徳ファクタリング会社に騙されないためにも、会社選びの際には手数料に注意しましょう。

信頼性が高いファクタリング会社を選ぶ際には、手数料を無料見積もりしてくれるファクタリング会社を選ぶようにしてください。

②入金スピード

ファクタリング会社によって、入金スピードは異なります。

最短即日」を謳うファクタリング会社もあれば、時間をかけて審査を行うため3日程度時間を要するファクタリング会社もあります。

経営資金が必要な時期と照らし合わせ、ファクタリング会社を選ぶようにしましょう。

③2社間ファクタリングか3社間ファクタリングか

2社間ファクタリングと3社間ファクタリングでは、手数料や入金スピード、そして取引先への秘匿という点で違いがあります。

「今すぐに資金を調達したい」

「取引先にファクタリングや資金繰りに窮していることをバレたくない」

という場合には2社間ファクタリングを利用するといいでしょう。

一方で、

「低い手数料でファクタリングを実行したい」

とお考えの際には3社間ファクタリングがオススメです。

ファクタリング会社によって2社間取引と3社間取引のどちらに力を入れているかは異なります。

特に銀行系ファクタリング会社の場合、2社間ファクタリングには対応していません。

このようにファクタリングのニーズによって、どのファクタリング会社を選ぶべきかは大きく変わっていきます。

④買取可能金額と調達希望金額

ファクタリング会社によっては、買取可能な債権金額の下限や上限が異なります。

例えば数十万円という比較的、小口な売掛債権の場合、買い取っても利益が出にくいため、買取を拒否するファクタリング会社も存在します。

一方で数百万円〜数千万円といった大口債権の場合、ファクタリング会社の資金力次第では買取をすることができません。

ファクタリング会社側のキャッシュフローが悪化する可能性もあり、大口債権でも買取を拒否されてしまうことは多々あります。

そのため調達希望金額と、ファクタリング会社の買取可能金額を照らし合わせ、ファクタリング会社を選ぶようにしましょう。

⑤ノンリコース(償還請求権なし)取引か

ノンリコース(償還請求権なし)の場合、売掛金が未回収となってもファクタリングを利用した企業が弁済を行う必要はありません。

一方でファクタリング会社からすると売掛金の回収リスクが高くなるため、買取手数料は高くなってしまいます。

ウィズリコース契約(償還請求権あり)の場合、売掛金が未回収となった際には、譲渡した売掛金を買い戻す必要があります。

一方でファクタリング会社からすると売掛金の回収リスクは無くなるため、手数料は低くなります。

そのため手数料を考慮するのであれば、ウィズリコースかノンリコース契約かはファクタリング会社選びの重要な要素です。

ただウィズリコース契約のファクタリングが、違法な貸付となった判例もあり、現在のファクタリング契約はノンリコースが一般的です。

ウィズリコース契約を強要してくるファクタリング会社は悪徳会社である可能性が高いので、ご注意ください。

⑥債権譲渡登記の有無

2社間ファクタリングをご利用の場合、二重譲渡を防ぎ、第三者対抗要件を取得するために債権譲渡登記は基本的に必須です。

ただ債権譲渡登記を行うと、法務局で登記情報を調べれば、誰でも簡単にファクタリングの事実を把握することができてしまいます。

可能性は高くはありませんが、2社間ファクタリングでも債権譲渡登記が理由で取引先にファクタリングがバレてしまう恐れがあります。

また債権譲渡登記の際にかかる登記費用は、基本的にファクタリングを利用した事業者が負担をします。

そのため、

「取引先にファクタリングがバレる可能性を限りなく排除したい」

「債権譲渡登記費用を負担したくない」

とお考えの際には、債権譲渡登記を行わないファクタリング会社を選ぶようにしましょう。

⑦アフタサービスの有無や質

ファクタリング会社によっては、利用者を対象に無料の経営コンサルティングや資金調達法の提案などを行なっています。

資金繰りに関するお悩みや、売上アップの方法について知りたい方は、アフタサービスがあるファクタリング会社を選ぶといいでしょう。

⑧ファクタリング会社の信頼性・安全性

ファクタリング業界は法律が未整備なこともあり、闇金業者や詐欺業者も少なからず存在しています。

そのためファクタリング会社選びの際には、ファクタリング会社自身の信頼性や安全性もチェックしなければいけません。

ファクタリング会社の信頼性や安全性を確かめるには、

●売掛債権の買取実績はあるか
●運営会社の情報
●利用者の口コミ評判

などを調べるようにしてください。

ニーズ別ファクタリング会社の選び方

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最後に、ニーズ別にファクタリング会社の選び方をご紹介します。

まず、「低い手数料でファクタリングを利用したい」とお考えの際には、

●銀行系など、3社間ファクタリングの実績が高いファクタリング会社
●債権譲渡登記が不要でファクタリングができる会社
●ウィズリコース契約の交渉に応じてくれるファクタリング会社

を選ぶといいでしょう。

「なるべく速く、資金調達をしたい」

とお考えの方は、

●2社間ファクタリングの実績があるファクタリング会社
●対応が速く、最短即日でファクタリングが可能な会社

をポイントにお選びください。

また、「取引先にファクタリングをバレたくない」とお考えの方は、

●債権譲渡登記が不要なファクタリング会社
●2社間ファクタリングの実績があるファクタリング会社

を選ぶといいでしょう。

まとめ

ファクタリング会社の数は年々増加しています。

そのためファクタリング会社を選ぶ際には、自社の資金繰り状況やファクタリングニーズを考慮して、申し込みをするファクタリング会社を選ぶ必要があります。

一概にファクタリング会社といっても、買取可能な債権金額や対応スピード、手数料は異なります。

ファクタリング会社に申し込みをする前には、数社から相見積もりを取り、ファクタリング会社ごとの特徴を知り、最適な会社を利用するようにしてください。