ファクタリングでかかる費用っていくらになるの? 手数料以外の諸費用や掛け目の存在について徹底的に解説していきます

ファクタリングでかかる費用っていくらになるの? 手数料以外の諸費用や掛け目の存在について徹底的に解説していきます

ファクタリングは上手に活用すれば資金繰りが危うくなった際の貴重な収入源となったりキャッシュフローを円滑に進めるための潤滑油のような役割を果たしてくれます。

唯一日本ではファクタリングの存在そのものがあまり知られていないと言う懸念材料はありますが、それを凌駕するほどのメリットがあると言っても過言ではありません。

ですので、「ファクタリングは危ないものである」という間違った固定観念を持っている方がいた場合はすぐさま捨て去りましょう。

ファクタリングは皆さんが思い描いているほど危険なものではありません。ですが、ファクタリングにかかわらず物事にはメリットとデメリットが存在します。

デメリットをしっかりと理解することではじめてまともにファクタリングを利用することができるので、この記事ではそういったデメリットについて数点解説していきたいと思います。

ファクタリングを利用する際には、ファクタリング手数料意外にも諸費用が発生することを忘れてはならない

ファクタリングを利用する際、その金額の大きさからどうしてもファクタリング手数料の大小ばかりに気を取られてしまいがちですが、それ以外にもこまごまとした諸費用がかかることを決して忘れてはなりません。ちりも積もれば山となるといいますが、こうした小さな諸費用の積み重ねが、後に重大な問題となりうる危険性すらあるのです。

ここで、ファクタリングを利用する際に発生するファクタリング手数料意外の諸費用について軽くまとめておきます。

事務手数料

事務手数料とは審査料と考えて差し支えありません。ファクタリング企業によって相場は異なりますが、だいたい0円~1万円程度と理解しておいて大丈夫でしょう。

契約書貼付収入印紙代および印紙税

印紙代自体は200円からと非常にリーズナブルな値段となっていますが、ここで注目すべきは、契約金額ごとに異なる印紙税の存在です。

売掛代金印紙税
5万円未満非課税
100万円以下200円
100万円超~200万円以下400円
200万円超~300万円以下600円
300万円超~500万円以下1000円
500万円超~1000万円以下2000円
1000万円超~2000万円以下4000円
2000万円超~3000万円以下6000円
3000万円超~5000万円以下1万円
5000万円超~1億円以下2万円
1億円超~2億円以下4万円
2億円超~3億円以下6万円
3億円超~5億円以下10万円
5億円超~10億円以下15万円
10億円超~20万円
受取金額の記載のないもの200円
営業に関しないもの非課税

債権譲渡登記費用

特に「2社間ファクタリング」を行う際には、法務局での投棄が必要となります。その際にかかる、債権譲渡登記費用は1万5000円です。また、その登記を抹消する際にかかる債権譲渡登記抹消費用は1000円となります。

公正証書作成

契約金額ごとに金額に差はありますが、公正証書作成の際にも費用が掛かります。おおむね5000円~4万3000円と差がありますので、しっかりと確認を怠らないようにしましょう。

ファクタリングに適用される掛け目の存在を忘れてはならない

さて、ここまでがファクタリングにかかるおおまかな諸費用のすべてです。ですが、「ファクタリング手数料とこの諸費用を引いた金額がもらえる金額だ」と思うにはまだ早いです。

そもそも、売掛債権は全額の買取ができるわけではありません。
ファクタリングにも「掛目(かけめ)」が存在するのです。

掛目とは、担保評価をするときに時価よりも低く評価する割合のことです。掛け目はf久田リング以外にもさまざまなところで散見される重要な要素ですので、覚えておいて損はないはずです。

基本的な掛け目を例に出すと、

・預金→100%
・国債→90%
・株式→50~80%
・不動産→70%

となります。

つまり、不動産を例に挙げると、1000万円の土地はそもそも70%の700万円でしか取引されないということになります。これは、全額担保した場合、不測の事態が起きたときの負担が大きすぎるために設定された制度となります。

こうした前提知識を頭に入れたうえで、ファクタリングの掛目は売掛債権の80%~90%となっています。

そもそもファクタリングはあくまでも「売掛債権の譲渡」であって、売掛債権を担保とした融資ではありませんので、掛目なしで買取ってファクタリング企業も当然存在します。しかし、ファクタリングは融資と近からず遠からずの存在でもあるため、掛け目を設定している企業もあるということです。

そのため、ファクタリング手数料の大きさだけに気を取られてファクタリング企業を選ぶと、「手数料は安かったけど掛け目があったせいで、もっとお得に使えるファクタリング企業があったのにみすみす見逃してしまった」という事態にも陥りかねません。

掛目が何%になるのかということは、申込時に必ずファクタリング会社に問い合わせてみることをおすすめします。