リバースファクタリングの仕組みや利点・注意点を徹底解説!

右肩上がりのグラフを書く女性

建設業・建築業界から注目を集めているリバースファクタリングについて、仕組みや利点・注意点を中心に詳しく解説して参ります。

  • 「支払いサイトの短さに困っている」
  • 「キャッシュ不足で取引先への支払いができない」

このようなお悩みをお持ちの方は、リバースファクタリングの活用がおすすめです。

また最後にはリバースファクタリングを取り扱っているファクタリング会社もご紹介します。

リバースファクタリングとは?

世界地図の前に立つビジネスパーソン

一般的なファクタリングとは、企業が有する売掛債権をファクタリング会社に売却し、経営に必要な資金を調達するという方法です。

そのためファクタリングは納入企業側が利用するサービスと言えます。

リバースファクタリングはリバース(反対)という言葉の通り、支払い企業(発注企業)側が利用するファクタリングサービスです。

リバースファクタリングとは、発注企業から納入企業への支払いをファクタリング会社に立て替えてもらうという方法のことです。

例えば建設業界では、下請け会社・孫請け会社・個人事業主と無数の外注先へ支払いを行わなけばいけません。

支払いサイトは1~2ヶ月と短く、発注企業側が資金不足になり、支払いが正常に行われないということもしばしばあります。

下請け先としては、確実に売掛金が払われるかどうかが分からないという不安が常に付き纏います。

そのような状況でもリバースファクタリングを利用することで、

◉発注企業は支払いサイトを長くすることができる
◉下請け先(納入企業)は確実に売掛金を支払ってもらえる

というように、発注企業・納入企業の両者の問題点を解決することができます。

リバースファクタリングの利用が最適な業種や利用ケースとは?

先ほど例として「建設業」を出しましたが、リバースファクタリングは建設業界のように

「支払いサイトが短く、買掛金(支払い金額)が大きい」

という業種の事業者に最適なサービスです。

特に建設業界や建築業界に当てはまるでしょう。

建設業界や建築業界以外の事業者の方でも、リバースファクタリングは以下のようなケースで活用できます。

◉資金不足になり、取引先に支払いができない
◉取引先に支払いサイトを短くしてくれと言われた
◉前受金を要求された

このようなケースでもリバースファクタリングを利用すれば、キャッシュに余裕を持たすことが可能です。

リバースファクタリングを利用する利点・意味とは?

successの文字を掲げる人

リバースファクタリングは納入企業(下請け)にとっても、発注企業(元請け)側にとってもメリットのあるサービスです。

続いてそれぞれの立場からどのようなメリットがあるのか、解説していきます。

①発注企業にとってのメリット

まずは発注企業、つまりリバースファクタリングを利用する側のメリットについて解説して参ります。

発注企業にとってリバースファクタリングを利用するメリットは

「支払いサイトを長くすることができる」

ということが挙げられます。

リバースファクタリングによってファクタリング会社に支払いを立て替えてもらうことで、支払い期日を長くすることができ、キャッシュに余裕を持たすことができます。

具体的には1ヶ月分の支払いでリバースファクタリングを利用すれば、1ヶ月分の支払い金額が手元に残ることになります。

つまりリバースファクタリングを利用することは、資金調達をすることとも同義です。

またファクタリング会社が取引先への支払いを立て替えてくれるため、支払いを滞納してしまう心配がありません。

確実に支払いをすることができるため、取引先との関係性を悪化することなく取引を続けることができます。

②納入企業にとってのメリット

発注企業がリバースファクタリングを利用することで、納入企業としては確実に売掛金を手にすることができます。

特に発注企業の信用情報や支払い能力に不安がある場合でも、ファクタリング会社から確実に支払いが行われるため心配が無くなります。

確実に支払いが行われるということで、債権回収や支払督促に関する業務の手間も省くことが可能です。

またリバースファクタリング利用時には手数料が発生しますが、納入企業が手数料を負担する必要はありません。

直接的にはリバースファクタリングを利用しない納入企業にとっても、リバースファクタリングは大きなメリットがあります。

◉取引先が売掛金を支払ってくれるか不安
◉一時的に支払いサイトを短くしてもらいたい

という場合には、リバースファクタリングの利用を取引先に依頼してみましょう。

リバースファクタリングを利用する際の注意点

波があるグラフ

主にリバースファクタリングを利用する発注企業側には、デメリットや注意点も少なからず存在します。

続いて解説していきます。

①手数料がかかる

リバースファクタリングを利用すれば支払いサイトを延ばし、キャッシュに余裕を持たせることができますが、反面手数料がかかります。

手数料は発注企業の信用情報や支払いサイトの長さ、支払い金額によって上下しますが、相場としては5%~10%程度です。

本来支払う買掛金に手数料がプラスされるため、長期的には支払い金額は増えてしまうことになります。

一時的なキャッシュフローの改善にはなりますが、必ずしも特になるわけではありません。

②取扱企業が少ない

リバースファクタリングを取り扱っている企業は少なく、実績と信頼性が高い企業では民間ファクタリング会社の「ビートレーディング」と銀行系ファクタリング会社の「みずほファクター」のみです。

資金力に優れたファクタリング会社しかリバースファクタリングを利用することはできないため、選択の余地が少ないという点はやや不安を感じるでしょう。

ビートレーディングのリバースファクタリングについて

ビートレーディングのホームページ

ビートレーディングは東京・大阪・福岡の3都市に拠点を置く大手ファクタリング会社です。

累計買取額400億円を誇る大手のファクタリング会社で、リバースファクタリングにも対応しています。

ビートレーディングのリバースファクタリングは「Beトレペイメント」というサービス名です。

申し込み後、入金まで1~2日で先払いを行ってくれます。

リバースファクタリングが利用できるファクタリング会社を民間系から選ぶのであれば、リバースファクタリングが最も有力でしょう。

みずほファクターのリバースファクタリングについて

みずほファクター

みずほ銀行系列のファクタリング会社、「みずほファクター」も電子記録債権を用いたリバースファクタリングを行っています。

メガバンク系列のファクタリング会社ということで信頼性は非常に高く、安心してご利用することが可能です。

反面、リバースファクタリングの際の審査は厳しく、取引先が「でんさいネット」に登録していなければ利用することはできません。

またリバースファクタリングを利用した記録はみずほ銀行の信用スコアにも影響を及ぼしてしまいます。

みずほ銀行の銀行融資を利用する際に、審査落ちになる可能性が高くなってしまうという点にはご注意ください。

まとめ

リバースファクタリングとは、「ファクタリング会社が支払いを立て替えるファクタリングサービス」のことです。

リバースファクタリングを利用することで、

◉支払いサイトを延ばすことができる
◉資金不足でも支払いをすることが可能
◉確実に売掛金を入金してもらえる

といったメリットがあります。

特に支払いサイトが長く支払い金額が大きな建設業界や建築業界の方にオススメのファクタリングサービスです。

一方でリバースファクタリングを利用すると手数料がかかる、取扱企業が少ないという点にはご注意ください。