ファクタリング会社を乗り換えるメリットや乗り換え時の注意点を解説

ファクタリングについての新聞を読む人

「現在のファクタリング手数料を低く抑えたい…」

「ファクタリング会社の乗り換えるメリットはある?」

「乗り換え先のファクタリング会社を選ぶ際の注意点は?」

本記事では上記のような疑問にお応えすべく、ファクタリング会社を乗り換える際のメリットや注意点を詳しく解説していきます。

ファクタリング会社の乗り換えを検討されている方や、ファクタリング手数料を安くしたいとお考えの方は参考にして下さい。

ファクタリングを繰り返し利用するのは危険?

ファクタリングの危険性を考える人

ファクタリングを利用する上での最大のデメリットは、高い手数料です。

ファクタリングの手数料は1ヶ月の売掛金に対してかかります。

そのため年利に換算すると、法定金利を大きく超えた金利になってしまうのです。

例えば1ヶ月分の売掛金を10%の手数料でファクタリングした場合、手数料を年利に換算すると、

『10%✖︎12ヶ月=120%』

という金利になります。

現在の利息制限法で定められている金利上限が20%であることを鑑みると、ファクタリングの手数料がいかに高いかがお分かりでしょう。

実際にはファクタリングは売掛債権の売買であり、融資ではないため、利息制限法の影響を受けることはありません。

したがって120%という高い手数料でも、違法とならないのです。

しかしながらファクタリングを繰り返し利用すると、この高額な手数料の分、確実に資金繰りは逼迫されてしまいます。

10%のファクタリング手数料ということは、本来得られるはずだった売掛金が1割も少なくなってしまうということです。

支払日を格段に早めることはできますが、ファクタリングを利用して健全な資金繰り状態に戻すことはできません。

そのようなファクタリングを繰り返し利用することは非常に危険ですので、ご注意ください。

ただ高額なファクタリング手数料を少しでも低くする方法として、「ファクタリング会社の乗り換え」があります。

続いてファクタリング会社の乗り換え方法やメリットなどを詳しく解説していきましょう。

ファクタリング会社の乗り換えとは?

ファクタリングに関する新聞記事

ファクタリング会社の乗り換えとは、現在ご利用しているファクタリング会社から別のファクタリング会社に申し込みをすることです。

現在ファクタリング会社と契約しておらず、過去にファクタリング会社を利用した場合であっても、別のファクタリング会社を新たに利用する場合には、「乗り換え」と見なされます。

それではファクタリング会社を乗り換えることで、どのようなメリットがあるのか詳しく解説していきましょう。

ファクタリング会社を乗り換えるメリット

ファクタリング会社を乗り換えるメリットは以下の通りです。

●手数料が安くなる
●審査が通りやすくなる

順番に詳しく解説していきましょう。

①手数料が安くなる

ほとんどのファクタリング会社は顧客増のために、乗り換え利用者に対して手数料を安くするキャンペーンやキャッシュバックなどを行っています。

そのためファクタリング会社を乗り換えることで、手数料を安くすることができます。

前述の通り、ファクタリングの最大のデメリットは高い手数料です。

それでも貸付金利よりは高くなってしまいますが、ファクタリング会社を乗り換えることで少しでも低手数料で資金調達をすることが可能です。

②審査に通りやすくなる

ファクタリング会社側の最大のリスク・デメリットは、売掛金が未回収になってしまうことです。

特に、

●債権の二重譲渡をしないか
●ファクタリング会社に支払うべき売掛金の使い込みをしないかどうか

は申し込み時点で厳しくチェックされます。

一方で他社でファクタリングの利用実績がある方の場合、売掛金の回収リスクが低いと見なされ、審査に通りやすくなると考えられます。

過去の利用・返済が実績と信頼になるのは銀行融資も同じです。

ファクタリング会社を乗り換えれば審査に通りやすくなるため、入金までの時間もスピーディーになります。

ファクタリング会社を乗り換えるデメリット・注意点

ファクタリング会社を調べる人

続いてファクタリング会社を乗り換えるデメリットや注意点も見ていきましょう。

①違約金が発生する場合がある

ファクタリング会社と複数回の利用契約を結んでいた場合、他社に乗り換えをしてしまうと違約金が発生してしまう可能性があります。

消費者契約法第9条第1号の違約金の条項では、違約金は平均的損害にあたる金額を請求できると定められています。

つまりファクタリングにおいては、最大で手数料分を違約金として請求されてしまうかもしれません。

そのためファクタリング会社に乗り換えをする際には、他社利用について契約内容を確認するようにしてください。

②同一債権はファクタリングできない

すでにファクタリング会社に債権譲渡した売掛債権は、他社で利用することはできません。

同一債権をファクタリングしてしまうと、「債権の二重譲渡」になってしまい、違法になってしまいます。

またファクタリング会社によっては、一度、譲渡された売掛債権は永続的に所有権を有する(他社への乗り換えを防ぐため)という条項を契約に盛り込んでいることもあります。

二重譲渡にならないか、また債権譲渡禁止特約は付けられていないかどうかは事前にチェックするようにしてください。

ファクタリング会社に乗り換えをする方法

ファクタリング会社に乗り換え契約が成立した

続いてファクタリング会社に乗り換えをする方法をご紹介します。

まず、乗り換え先のファクタリング会社に申し込みをする際には、前回利用していたファクタリング会社との「債権譲渡契約書」をご用意ください。

また手数料や支払日などが明記されている書類についても、準備したほうがいいでしょう。

前回ファクタリングを利用した時期から期間が空いていたとしても、成因書類があれば

「繰り返し利用をするか、他社に乗り換えをするかで迷っている」

などと交渉に持ち込むことも可能です。

乗り換え先のファクタリング会社は、「乗り換えキャンペーン」を行なっているかどうかを確認してから申し込みをするようにしてください。

業者の誇大広告に要注意!

ファクタリング会社の中には、

「乗り換えキャンペーン実施中!」

などと広告をしておきながら、実際の契約時には手数料の低減やキャッシュバックを全く行わない悪徳会社も存在します。

そのため乗り換え先のファクタリング会社を選ぶ際には、信頼性が高いファクタリング会社かどうかをチェックするようにしましょう。

またファクタリング契約の際に提示された手数料は、キャンペーンが適用されているのかを必ず確認するようにしてください。

まとめ

ファクタリングを利用する上で最大のデメリットは手数料です。

ファクタリング手数料を年利に換算すると、100%を大きく超えることもあり、法定金利を大きく上回る数字になります。

そこでファクタリング手数料を少しでも安く抑えたいのであれば、ファクタリング会社を乗り換えることも1つの案です。

ファクタリング会社を乗り換えれば、以前に利用したファクタリング会社よりも低い手数料でファクタリングをすることができます。

また以前のファクタリングは利用実績と見なされるため、審査が有利になることも期待できるでしょう。

一方でファクタリング会社を乗り換える際には、以前のファクタリング会社との契約内容を見直すようにしてください。

債権の譲渡禁止特約は付けられていないか、債権の二重譲渡には当らないかどうかを確認しましょう。

また悪徳ファクタリング会社の中には、「乗り換えキャンペーン」と称して、利用者を騙すような悪徳会社も存在しますので、注意しなければいけません。