審査に通りやすいビジネスローンはどこか!?審査が甘く通りやすいビジネスローンをご紹介します!!

ビジネスローンの借入を検討している人の多くが「銀行の審査に落ちた」「すぐにお金が必要」などと言った理由で、審査に落ちるわけにはいかないと考えている人が多いのではないでしょうか?
このような人は審査に通りやすいローンを探しているケースも多いかと思います。
ビジネスローンには必ず審査がありますので、審査に必ず通過できるローンは存在しません。
しかし、審査難易度が比較的甘いローンは実在するので、そのようなローンに申し込みを行うことによって、資金調達が成功する可能性は高くなるでしょう。
ビジネスローンの審査ポイント、審査に通りやすいローンの選び方や注意点について詳しく解説していきます。
ビジネスローン審査の重要3つのポイント


ビジネスローンの審査では企業の様々な点を確認しますが、審査で最も重視されるのは以下の3つのポイントになります。
- 決算内容
- 借主や保証人の資産
- 借主や代表者の個人信用情報
まずは、ビジネスローンで重視される審査のポイントについて詳しく解説していきます。
①決算内容
ビジネスローンでは決算書を提出しなければなりません。
提出した決算書の内容をコンピューターが自動で判定して、融資限度額や金利などを決定するのがビジネスローンの基本的な審査方法です。
審査基準は各社のトップシークレットですので公開はされていません。
しかし一般的に赤字の企業や債務超過の企業は審査に通過できません。
所得や資本のどちらかがあり、「返済には問題ない」と判断できる企業でないと審査通過は難しいでしょう。
②借主や保証人の資産
ビジネスローンでは、借主や保証人にどの程度の資産があるかという点も非常に重視されます。
ビジネスローンの審査が銀行より甘いと言われる理由の1つが「資産があれば赤字でも借入できることが多い」という理由があるためです。
銀行融資などでは、返済できるだけの所得やキャッシュフローがなければ「返済不可」と判断されて審査に通過することができません。
しかし、ビジネスローンでは現金で返済することができないような企業でも、資産から回収可能と判断されれば融資を受けることができる可能性はあります。
そのため、会社や連帯保証人の資産状況なども審査では確認されます。
③借主や代表者の個人信用情報
そして、ビジネスローンでは、個人事業主本人や法人代表者の個人信用情報を確認しています。
そのため、いくら事業の業況に問題がなくても個人信用情報がブラックなどの問題がある場合には審査に通過することが難しくなります。
逆に言えば個人信用情報さえ問題なければ、赤字や債務超過でも審査に通過できることがあります。
ここもビジネスローンの審査が甘いと言われる大きな理由の1つでしょう。
特に個人事業主専用のビジネスローンでは、個人信用情報が最も重要な審査基準と言っても過言ではありません。
審査に通りやすいビジネスローンはどんなローン?


審査に通りやすいビジネスローンでは、通常のビジネスローンの審査に通過できない以下のようなデメリットを負っている企業でも審査に通過できることがあります。
- 赤字
- 債務超過
- ブラック
審査に通りやすいビジネスローンの審査ポイントについて詳しく解説していきます。
①赤字でも審査に通る
赤字でも審査に通るローンは審査が甘いビジネスローンです。
事業資金融資において営業収支は非常に重要で、営業赤字となっている会社はお金を借りることが難しくなります。
営業収支は、本業の利益を示す収支ですので、営業赤字になっているということは事業を続けることによって赤字が増えてしまう状態であり、審査ではかなりマイナスです。
特に、3期以上連続で赤字が続いている企業は「営業を継続すればするほど赤字が増えるだけ」と判断されてしまうので、審査に通過することはかなり難しくなります。
審査に通りやすいビジネスローンでは赤字が続き、銀行融資や大手のビジネスローン審査に通過できない事業者でも審査に通ることがあります。
②債務超過でも審査に通る
審査に通りやすいビジネスローンは債務超過でも審査に通ることがあります。
債務超過とは、総資産を上回る負債を抱え、資本金がマイナスになっている状態です。
つまり、会社を借金によって回しているだけで、どこかのタイミングで借入金がストップし、黒字に改善できなければ倒産の可能性が非常に高い危険な状態だと言えます。
そのため、債務超過の会社は審査に通ることが一般的に難しく、通ったとしても黒字に転換する見込みがある場合だけになります。
審査に通りやすいビジネスローンでは、債務超過で赤字の企業でもお金を借りることができる可能性があります。
通常、お金を借りることが難しい債務超過の企業でも、審査に通りやすいビジネスローン独自の審査基準では「返済可能」と判断されることがあり、銀行や大手ビジネスローン審査に通過できない企業でもお金を借りることができる可能性があります。
③ブラックでも審査に通る
審査に通りやすいビジネスローンは個人信用情報がブラックでも審査に通ることがあります。
ブラックとは個人信用情報に以下のような情報が記録されている人です、
- 自己破産
- 個人再生
- 任意整理
- 代位弁済
- 強制解約
- 長期延滞
これらの情報がある人のことを一般的に「ブラック」と言い、ブラックの人は審査に通過することか一般的に難しくなります。
しかし、審査に通りやすいビジネスローンは独自の審査基準を設けているため、代表者や連帯保証人の信用情報がブラックでも審査に通過できることがあります。
審査に通りやすいビジネスローンは存在する?


審査に通りやすいビジネスローンは実際に存在します。
ただし、広告に対する法的な規制があるので「ウチは他社よりも審査が甘いですよ」と謳っている業者は存在しないので、審査に通りやすいビジネスローンは独力で探す必要があります。
審査に通りやすいビジネスローンの特徴や探し方を詳しく解説していきます。
大手のビジネスローンは審査が厳しめ
大手消費者金融や信販会社が取り扱うビジネスローンは審査が厳しめに行われる傾向があります。
特に大手のビジネスローンは個人信用情報が重視され、代表者がブラックの場合には審査通過がかなり厳しくなると考えた方がよいでしょう。
中小のビジネスローンは審査が甘め
中小のビジネスローンは大手とは異なる審査基準で審査を行うところが多くっています。
このような審査を独自審査と言い、独自審査にでは赤字や債務超過やブラックでも、人間性や資産状況などから「会社することは可能」と判断されれば審査に通過できることかあります。
中小のビジネスローンに申し込む人の多くが大手消費者金融の審査に落ちた人です。
そのため中小が大手と同じ基準で審査をしていたら融資をする人がいなくなってしまいます。
融資をする人を確保するためにも、中小の消費者金融は大手よりも緩い基準を設けて融資をしています。
ブラックや債務超過でも諦めずに中小のノンバンクへ申し込みをすることで必要資金を調達できる可能性があります。
金利の高いビジネスローンを選択する
金利の高いビジネスローンに申し込みを行った方が審査に通りやすい傾向にあります。
ビジネスローンは銀行融資と比較して金利が高い傾向がありますが、その中でも金利の高いものと比較的に低いものが存在します。
例えば銀行とノンバンクでは以下のように金利が異なります。
ビジネスローン | 金利 |
みずほ銀行「スマートビジネスローン」 | 1%台~14% |
ジャパンネット銀行「ビジネスローン」 | 4.8%〜13.8% |
プロミス「自営者カードローン」 | 6.3%~17.8% |
アコム「ビジネスサポートカードローン」 | 12.0%~18.0% |
アイフルビジネスファイナンス「ビジネスローン」 | 3.1%〜18.0% |
このように、同じビジネスローンでも金利が異なり、法定上限金利ギリギリの設定になっているビジネスローンも多数存在します。
このようなローンの方がより高いリスクを背負うことができるので、審査に通過しやすいと言えるでしょう。
不動産担保ローンの利用も検討する
無担保のビジネスローンだけでなく、不動産担保ローンの利用も検討しましょう。
ノンバンクの中には不動産担保ローンを取り扱っている業者も存在するので、無担保のビジネスローン審査に通過することができない場合には、不動産担保ローンの取り扱いのあるノンバンクへ相談するとよいでしょう。
ノンバンクの不動産担保ローンは、不動産担保評価額の範囲内で借りたお金を自由に使うことができます。
また、不動産担保ローンは返済することができない場合には、担保不動産から回収を行うので、個人に信用がなくても審査に通過できる可能性が高いローンです。
不動産を保有しており、どうしても無担保ではお金を借りることができない場合には、不動産担保ローンの借入を検討するとよいでしょう。
審査に通りやすいビジネスローン選びの注意点


審査に通りやすいビジネスローンを探す際には以下の2点に注意してくれぐれも闇金からお金を借りることがないようにして下さい。
- 甘い文言は闇金の可能性大
- 申し込みの前に必ず金融庁へ確認
審査に通りやすいビジネスローンを選ぶ際の2つの注意点について詳しく解説していきます。
①甘い文言は闇金の可能性大
ビジネスローンを取り扱っている業者の中には「審査なしで即日融資」「ブラックOK」などと『必ず借りれる』ということを連想する文言を謳っている業者が存在します。
このような甘い文言で勧誘を行なっている業者とは絶対に取引をしないようにしてください。
このような業者は闇金である可能性が非常に高くなっています。
貸金業法には広告規制が設けられており、不確定なことであるにも関わらず、確定的な文言で勧誘することは禁じられています。
したがって「必ず融資できる」と連想できるような広告を使うこと自体が違法行為です。
広告で違法行為を堂々と行う業者は高い確率で闇金だと言えます。
闇金から一度お金を借りてしまうと、高額な利息負担、悪質な督促などに自分や家族、従業員などが苦しめられることになってしまうので、絶対に闇金が使う確定的な広告に乗せられないように注意しましょう。
②申し込みの前に必ず金融庁へ確認
中小のビジネスローンは審査が緩い傾向にあるので、大手の審査に落ちて審査に通りやすいビジネスローンを探している人にとっては魅力的です。
しかし、中小のビジネスローンは多くの人に会社の名前が知られていません。
名前を聞いたことがない会社と「まぁ大丈夫だろう」と判断して申し込みをしたものの、取引をしてみたら実は闇金だったということはよくあることです。
そのため、名前を聞いたことがない業者と取引をする際には必ず業者が闇金かどうかの確認を怠らないようにしましょう。
金融庁のホームページには登録貸金業者検索サービスというものがあり、ここから金融庁に登録している正規の業者を検索することが可能です。
ここでヒットしない業者は闇金ですので、絶対に取引をしないようにしてください。
まとめ
審査に通りやすいビジネスローンは以下のような企業でも審査に通過できるローンだと言えます。
- 赤字
- 債務超過
- ブラック
本来であれば、赤字や債務超過やブラックの人は審査に通過することが簡単ではありませんが、審査に通りやすいビジネスローンであれば融資を受けることができる可能性もあります。
中小のノンバンクが扱うビジネスローンや、金利の高いビジネスローンであれば上記のような企業でも借りることができる可能性がありますし、不動産担保ローンを利用することでも必要資金を調達することができる場合もあります。
審査の基準は各社異なるので、銀行や大手の審査に通過できなかったからと言って諦めるのではなく、中小の消費者金融など審査に通りやすいビジネスローンにも申し込むようにしましょう。