ジャパンネット銀行の5つのビジネスローンを徹底比較!!

2020-10-30

ジャパンネット銀行の5つのビジネスローンを説明する女性

ジャパンネット銀行には5つの特色あるビジネスローンが用意されています。

それぞれ、利用できる範囲が異なり、限度額も金利も異なります。

そして、何よりもジャパンネット銀行のビジネスローンはそれぞれ審査基準が180度異なるという点が非常に大きなポイントです。

銀行で信用保証協会保証付融資を借りるよりも手軽で、異なる審査基準で審査を受けることができるので、事業者の方にとっては資金調達チャネルの1つとして有効に活用できるでしょう。

ジャパンネット銀行のビジネスローンの特徴や審査のポイントについて詳しく解説していきます。

ジャパンネット銀行ビジネスローン(法人用)

法人用のジャパンネット銀行ビジネスローンを借りようとする企業

まずは、ジャパンネット銀行の法人向けのビジネスローンについて解説します。

主な特徴は以下のようになっています。

利用資格・業歴2年以上、または決算を2期終了している。・代表者が日本国籍を有している、または外国籍で日本での永住権を有している。・申込時、代表者の年齢が満20歳以上満69歳以下である。
利用限度額500万円
金利4.8%〜13.8%
保証会社アイフル株式会社

このローンは法人専用のビジネスローンとして、500万円までの融資に対応しています。

個人事業主は利用することができません。

ジャパンネット銀行の法人用ビジネスローンの特徴などについて詳しく見ていきましょう。

ジャパンネット銀行ビジネスローン(法人用)の特徴

ジャパンネット銀行のビジネスローンは非対面で契約することができます。

審査結果はメールで通知されるので、事前に口座を作成していれば契約後すぐにお金を借りることが可能です。

また、ジャパンネット銀行のビジネスローンは、限度額タイプです。

事前に「〇〇万円まで借入可能」という枠を作成しておき、その後は枠の範囲内で自由に借入をすることができるので、すぐにお金が必要でなくても、事前に枠さえ作成しておけば365日、いつでもネットから振込キャッシングやATMから現金を借りることが可能です。

なお、2回の決算を終えている企業でないと利用することができないので、起業資金としてジャパンネット銀行ビジネスローンを利用することは不可能です。

ジャパンネット銀行ビジネスローン(法人用)の必要書類と審査

ジャパンネット銀行ビジネスローンは直近2期分の決算書が必要です。

そのため、ジャパンネット銀行が決算内容を重視して審査を行うことが分かります。

プロパー融資や信用保証協会の保証付融資よりも審査は厳しくはありませんが、 赤字や債務超過の企業はジャパンネット銀行ビジネスローンの審査に通過できないことがあります。

詳しくは後述しますが、ジャパンネット銀行のビジネスローンでは、決算内容を審査するローンは数少ないので、このローンは決算内容に大きな問題のない企業か利用することができる数少ないローンであると言えます。

赤字や債務超過でないのであれば、まずはこちらのローンに申込をしてみるとよいでしょう。

ジャパンネット銀行ビジネスローン(個人事業主向け)

ジャパンネット銀行ビジネスローンを借りようとするフリーランス女性

こちらは個人事業主向けのビジネスローンで、商品概要は法人と同じです。

利用資格日本国籍を有している、または外国籍で日本での永住権を有している。申込時、年齢が満20歳以上満69歳以下である。
利用限度額500万円
金利4.8%〜13.8%
保証会社アイフル株式会社

申込条件以外は、融資限度額、金利、保証会社すべてが法人向けのローンと同じ内容になっていることが分かります。

ジャパンネット銀行ビジネスローン(個人事業主向け)の特徴

個人事業主受けのビジネスローンの特徴は基本的には法人向けと同じです。

限度額と金利は法人向けと同じですし、非対面契約が可能です。

ただし、個人事業主向けビジネスローンの場合、利用限度額が300万円超の場合、見直しに際し、直近所得証明資料を提出しなければ契約の更新ができないことがあります。

法人であれば、返済に問題なければ、問題なく契約の更新が可能ですが、個人事業主の場合、利用限度額が300万円超であれば更新の際に収入の確認が行われることがあります。

なお、このローンはビジネスローンであるため、総量規制対象ではありません。

そのため、年収の3分の1を超える借り入れも可能ですが無制限に借りることができるわけではありません。

基本的には年収を超えるような金額を借りることは不可能であると理解しておきましょう。

ジャパンネット銀行ビジネスローン(個人事業主向け)の必要書類と審査

個人事業主向けのジャパンネット銀行ビジネスローンの審査で必要な書類は以下の通りです。

  1. 事業実態の確認できる資料
  2. 所得証明資料

個人事業主への審査は収入が最も重要で、収入に見合った借入かどうかが審査されます。

なお、個人事業主の場合には法人のように「営業年数〇〇年以上」などの縛りがないので、創業間もない個人事業主でも利用することが可能です。

ジャパンネット銀行ビジネスローン(freee会員専用)

ジャパンネット銀行ビジネスローン(freee会員専用)を説明する女性

クラウド型会計ソフトfreee会員専用のビジネスローンで、限度額も金利も通常のビジネスローンとは異なるものとなっています。

特徴について詳しく解説していきます。

利用資格クラウド会計ソフトfreee有料会員(法人・個人事業主の方が対象。ただし有料会員においても、クラウド会計ソフトfreee個人事業主「スタータープラン」の方は対象外)
利用限度額3,000万円
金利1.45%〜13.75%
保証会社

融資限度額は3,000万円までと高額になっており、金利設定も通常のビジネスローンよりも異なります。

ジャパンネット銀行ビジネスローン(freee会員専用)の特徴

freee会員専用のビジネスローンは運転資金のみに使うことができるローンです。

設備資金には使用することができません。

法人も個人事業主も、ジャパンネット銀行のビジネスアカウントを保有しており、freeeを利用していれば申し込むことが可能です。

ジャパンネット銀行ビジネスローン(freee会員専用)の必要書類

freee会員専用のビジネスローンは、ビジネスアカウントを持っている人であれば、書類の提出は一切必要ありません。

ジャパンネット銀行のビジネスアカウントを作成するときには、法人の印鑑証明書や法人番号、代表者の本人確認書類などを提出していますので、ローンの際に新たな書類を提出する必要はありません。

また、freee会員専用のビジネスローンの審査は決算書や確定申告書のチェックは行いません。

freeeから生の会計データをジャパンネット銀行か審査の際に照会します。

そこから、freeeに登録されている決算内容や会計情報を基に融資の可否を判断します。

提出する書類がなく、利用している会計ソフトのデータが審査で活用されるトランザクションランディングの1つだという点が非常に特徴的です。

freeeの会計データがタイムリーに反映されるので、例えば「昨年の決算は非常に悪かったものの、最近の2ヶ月は売上が非常に良い」というような場合、通常のローンであれば、売上向上の情報は決算に反映されないので審査通過は難しくなりますが、freeeの会計データであればタイムリーに売上上昇の情報が反映されるので、審査に通る可能性があります。

決算書や確定申告書を提出する手間がかからないというだけでなく、生の会計情報を審査に寄与させることができるという点が、freee会員専用のジャパンネット銀行ビジネスローンの大きなポイントです。

ジャパンネット銀行ビジネスローン(ヤフー出店者専用)

ジャパンネット銀行ビジネスローン(ヤフー出店者専用)を説明するOL

Yahoo!ショッピング、ヤフオク!ストア出店者専用のビジネスローンです。
限度額や金利は他のビジネスローンと異なっており、審査に通過できればビジネスローンとしては非常に低い金利で融資を受けることが可能です。

主な商品概要は以下の通りです。

利用資格Yahoo!ショッピングまたはヤフオク!に出店している法人・個人事業主
利用限度額3,000万円出店歴18ヶ月未満の場合は1,000万円まで
金利1.45%~8.20%
保証会社

ヤフー出店者専用のビジネスローンは、ジャパンネット銀行のビジネスローンの中でも、最も低い金利で融資を受けることができます。

やはり、3,000万円もの高額融資に対応しているので、セール前の大量仕入れが必要な時なども十分に活用することが可能です。

ジャパンネット銀行ビジネスローン(ヤフー出店者専用)の特徴

このローンは、ヤフーに出店している法人や個人事業主専用の商品です。

そのため、Yahoo!ショッピングまたはヤフオク!で販売する物品の仕入資金にしか使用することができません。

他で販売するための仕入資金やその他の運転資金や設備資金には、本ローンで借りたお金を使用することは不可能です。

だからこそ、低金利で利用できると言えるでしょう。

ジャパンネット銀行ビジネスローン(ヤフー出店者専用)の必要書類

ヤフー出店者専用のビジネスローンも、ビジネスアカウントを持っていれば提出書類は不要で、決算書や確定申告書は確認されません。

ヤフー出店者専用のビジネスローンの審査は、ヤフーショッピングやヤフオク!での売上実績が審査対象になります。

ヤフーショッピングやヤフオク!での売上実績が大きければ高額の融資を受けることができますし、売上実績が小さければ借りることができたとしても金額はごくわずかです。

どんなに業況がよくても、ヤフーショッピングやヤフオク!での売上がなければ融資を受けることはできませんし、業況が悪くてもヤフーショッピングやヤフオク!での売上があればお金を借りることができます。

本ローンも、ヤフー出店者のヤフオク!やヤフーショッピングでの販売実績が審査される、トランザクションレンディングの1つだと言えるでしょう。

ヤフーショッピングやヤフオク!で売上を作っている方はぜひ利用を検討してください。

ジャパンネット銀行ビジネスローン(USS会員専用)

ジャパンネット銀行ビジネスローン(USS会員専用)を説明するかわいい女

このローンは、中古車オートオークションUSS会員専用のビジネスローンです。

こちらも金利等の条件が異なり、審査基準にもポイントがあります。

利用資格USS会員歴12ヶ月以上の法人・個人事業主
利用限度額3,000万円
金利1.95%〜14.40%
保証会社

中古自動車オークションの中でもダントツのシェアを誇るUSSオークションの会員だけが利用することができるビジネスローンです。

主に中古自動車屋さんが利用するためのローンだと言えるでしょう。

ジャパンネット銀行ビジネスローン(USS会員専用)の特徴

本ローンはUSSオートオークションの会員だけが利用することができるローンです。

そのため、USSオートオークションでの車両落札代金にしか利用することができません。

オークションで仕入れたい車があっても、手元に資金がなければ入札することができません。

このような時に銀行へ申し込みをしても、銀行融資には2週間程度の時間がかかるので資金が間に合わないこともあります。

こんな時にジャパンネット銀行のビジネスローンの枠を作っておけば、欲しい車が出てきた時にお金の心配をすることなく仕入れることができます。

ジャパンネット銀行ビジネスローン(USS会員専用)の必要書類

USSオートオークション会員専用のビジネスローンでも、ジャパンネット銀行のビジネスアカウントを保有している方は提出しなければならない書類は特にありません。

ビジネスアカウントを保有していない方は、まず本人確認書類や法人印鑑証明書などを提出してビジネスアカウントを作成しましょう。

このローンでも、事業資金融資では当たり前である決算書や確定申告書の提出がありません。

つまり、審査では決算内容を確認せず、これまでのUSSオートオークションの取引実績などを確認し審査を行います。

これまでのUSSオートオークションでの取引実績が高額であれば高額の審査に通過できる可能性がありますし、USSオートオークションでの取引実績が少ないのであれば少額しか借りることができないか、審査そのものに通過することが難しくなります。

このローンも決算内容ではなくUSSオートオークションの取引実績が審査されるトランザクションレンディングが採用されているローンです。

決算書や確定申告書の内容は確認しないので、決算内容が悪くても審査に通過できる場合があります。

銀行から融資を断られても、USSオートオークションでの取引実績が良好であれば本ローンでオートオークションでの仕入資金を調達できる可能性があるでしょう。

まとめ

ジャパンネット銀行には5種類のビジネスローンが存在します。

ローンの種類は5種類ですが、大きくは2つの種類に大別されます。

  1. 決算書や確定申告書から決算内容を確認するビジネスローン
  2. 特定のサービスの利用状況から審査するトランザクションレンディング

トランザクションレンディングでは決算内容を確認しないので、決算内容が悪くても該当するサービスの取引実績が良好であれば審査に通過できる可能性があります。

一方、決算内容を確認する通常のビジネスローンでは、決算内容に問題がなければ高い確率で融資を受けることができます。

ジャパンネット銀行のビジネスローンはこのように全くタイプの異なる商品が用意されているので選択肢が非常に広く、活用できます。

どのローンを利用する場合でも、ビジネスアカウントは必ず必要になります。

ビジネスアカウントは作成までに1〜2週間の時間がかかってしまうので、今はお金が必要ではない人も、いざという時に備えて作っておくとよいでしょう。