ファクタリングの利用方法・必要書類を契約の流れから詳しく解説

2019-08-02

ファクタリングの利用方法、必要書類と契約の流れ

ファクタリングをする前に用意すべき必要書類やファクタリング会社を利用する方法、契約の流れを詳しく解説して参ります。

実際にファクタリング会社へお申し込みをする前に、実際の流れを知っておくことは非常に大切です。

スムーズにファクタリングで資金調達ができるよう、ファクタリング前にはご参考にしてみてください。

ファクタリング利用時に必要な書類を解説

契約書をまとめる

ファクタリング利用時に、必要な書類は以下の通りです。

・会社情報の説明書類
・売掛先との契約書
・会社の経営状況を表わす書類
・売掛金の支払い実績を証明できるもの
・印鑑証明書
・本人確認用の身分証明書

ファクタリング会社によって、必要書類は異なります。

基本的に必要書類はファクタリング会社のホームページ上に記載されていますので、予めご確認するようにしてください。

次にファクタリングの必要書類について、具体的な内容を解説して参ります。

①会社情報の説明書類

登記簿謄本や会社のパンフレット、ホームページなど、自社の会社情報を説明できる書類のことです。

事業内容や資本金、設立年数などを示すために必要となります。

基本的にファクタリング会社より求められるのは、「登記簿謄本」です。

ただ会社としての信用をアピールするために、パンフレットや事業実績を示す書類を用意しておくといいでしょう。

②売掛先との契約書

売掛金が存在しているのかを示すために必要な書類です。

具体的には、取引基本契約書や請求書、発注書、業務委託契約書などをご用意してください。

当然ながら、売掛金額と入金予定日が記載されている書類でなければいけません。

ファクタリング(債権売却)をする上で最も重要な書類ですので、不備がないように重々ご注意ください。

可能であるならば、納品内容やサービス内容についての説明文を添えるとファクタリング会社からの審査の手助けとなり、心証が良くなるでしょう。

③会社の経営状況を表わす書類

ファクタリングは融資ではないので、銀行融資とは異なり利用企業の信用情報調査が厳しく行われることはありません。

ただファクタリングを利用した企業が契約後に倒産してしまい、支払い不能になってしまう可能性をファクタリング会社は最も危惧しています。

そのため今すぐに経営破綻してしまわないか、現在の会社の経営状況を簡単に審査されます。

よってファクタリング契約時には、利用企業の経営状況を示す書類が必要です。

基本的には直近3年分の決算書や確定申告書のコピー、当年度の試算表のいずれかの提出を求められます。

納税証明書の提出を求めるファクタリング会社も存在します。

もしも長く税金を滞納していると、入金された売掛金を税務署から差し押さえられてしまう可能性があるからです。

④売掛金の支払い実績を証明できるもの

ファクタリング審査において、重要視されるのはこれまでの売掛先からの支払い実績です。

「売掛金は毎月、きちんと期日に入金されているか?」
「支払い滞納・遅延や一部のみの入金などは行われていないかどうか?」

といったことをファクタリング会社はチェックし、回収リスクを測るのです。

そのために必要な書類は売掛先からの入金が記載されている通帳のコピーです。

基本的には過去半年〜3ヶ月分までの通帳のコピーを求められます。

⑤印鑑証明書

ファクタリング契約の際には、契約書へ押印が必要となります。

その際に使用した印鑑が正式なものであることを証明するために、印鑑証明書が必要となります。

印鑑証明書を取得するには、役所や証明サービスコーナの窓口での手続きが必要ですので、予め用意するようにしましょう。

⑥本人確認用の身分証明書

ファクタリング契約を行う事業者の方自身の身分証明書です。

反社会的勢力との繋がりはないか、虚偽申し込みなどを防ぐなどの目的で必要となります。

運転免許証や保険証、マイナンバーカードなど顔写真付きの書類をご用意ください。

必要書類は予め用意しておこう

ファクタリングは融資ではないため、基本的に利用企業の信用情報や業績は重要視されません。

売掛先の信用が高く、優良な売掛債権であれば確実にファクタリングをすることができます。

とはいえ契約時にはビジネスパーソンとしての信頼性も重視されます。

書類準備に手間取り、不備があったりすると信用を失ってしまいます。

反対に必要書類を抜かりなく予め用意しておけば、ファクタリング会社からの評価も高くなるでしょう。

また必要書類を事前に用意しておくことは、ファクタリング契約をスムーズに進めることにも繋がります。

結果として、即日でファクタリングを行うことも可能です。

ファクタリングの利用方法・契約の流れを解説!

新聞を読む男性

続いてファクタリングの利用方法やファクタリング会社との契約の流れを解説して参ります。

ファクタリングを利用するにはまず、ファクタリング会社を選ぶ必要があります。

ファクタリング会社の中には詐欺まがいの悪徳業者も少なからず存在しています。

そのためファクタリング会社を選ぶ際には、買取実績があり信頼性が高いかどうかを事前に調査する必要があります。

またファクタリング会社を利用する際には、以下の点についてもチェックしなければいけません。

ファクタリング会社のチェックポイント

・2社間・3社間に対応しているか(利用を希望する方)
・手数料は相場通りか
・入金スピードは何日か
・来訪不要かどうか
・買取可能な債権額はいくらか→小口債権は買取不可のファクタリング会社が多いので要注意!
・買取可能な売掛債権の種類
・個人事業主でも利用できるか

ファクタリング会社によっては、売掛先との取引年数や年商、設立年数などに条件を設けている場合があります。

お申し込みの前に、そのような条件を満たしているかも確認しなければいけません。

またファクタリングには、2社間取引と3社間取引の2種類が存在します。

次にそれぞれの利用方法・実際の流れを解説して参ります。

2社間ファクタリングの利用方法・申し込みの流れ

契約のための握手をする人

2社間ファクタリングをご利用の場合の実際の流れを順に解説していきます。

STEP1.お申し込み

多くのファクタリング会社は、ホームページ上から申し込みフォームを入力・送信することで申し込みをすることができます。

例を挙げると以下のような申込みフォームが設定されています。

ファクタリングの申込み画面
参考:アクティブサポート

入力自体は1~2分で終了するため、すぐにお申し込みをすることができます。

STEP2.ファクタリング会社から連絡&書類提出

申し込みフォーム送信後、ファクタリング会社の担当スタッフの方から電話かメールにて連絡がきます。

この連絡では買い取り希望価格や取引先との取引年数といったことがヒアリングされ、また大まかな手数料などを知ることができます。

電話での話中に必要書類の種類や提出方法を細かく指示されますので、従って下さい。

STEP3.審査&契約

提出した書類を元に、審査が行われます。

繰り返しになりますが、審査では基本的に取引先の信用情報や経営状況が重視されます。

そのため赤字決算や債務超過などの状況であっても、心配する必要はありません。

審査により、ファクタリング手数料や支払日などが決定されます。

支払日などに不満がなければ、送付された申込書に記入をし、ファクタリング契約を行います。

なおファクタリング契約とは、債権譲渡契約のことです。

債権譲渡登記は行われますが、2社間ファクタリングでは売掛先に債権譲渡通知をすることはありません。

STEP4.入金&支払い

ファクタリング契約後、手数料を引いた買取代金がファクタリング会社より、指定した銀行口座へと入金されます。

後日、取引先から売掛金が入金されたら期日以内にファクタリング会社へ支払いを行います。

もしもファクタリング会社への支払いができなかったり、遅延してしまうと「横領罪」となってしまう恐れがあります。

くれぐれも支払いは遅れないようにしましょう。

3社間ファクタリングの利用方法・申し込みの流れ

3社間で契約を結ぶ様子

3社間ファクタリングと2社間ファクタリングの大きな違いは

「取引先から債権譲渡承諾を得る必要がある」

という点と、

「支払いは取引先がファクタリング会社へ直接行う」

という点です。

それを踏まえて、3社間ファクタリングの大まかな流れを解説していきます。

STEP1.お申し込み

3社間ファクタリングをご利用の際にも、お申し込みはファクタリング会社のホームページから行います。

STEP2.ファクタリング会社から連絡&書類提出

申し込みフォーム送信後、ファクタリング会社の担当スタッフの方から電話かメールにて連絡がきます。

この際に3社間ファクタリングを希望している旨を伝えるようにしましょう。

2社間ファクタリング時よりも、取引先の事業内容や取引年数、支払い遅延の有無などがより細かくヒアリングされます。

STEP3.取引先から債権譲渡承諾を得る

取引先から、売掛債権をファクタリングすることを伝え、債権譲渡承諾を得ます。

取引先によっては債権譲渡に難色を示したり、ファクタリング自体をいかがわしいものという認識を持っているかもしれません。

そのため取引先への説明・説伏はファクタリング会社に委託したほうがいいでしょう。

専門スタッフの方が、ファクタリングの説明やメリットなどを詳しく説明してくれるため、ファクタリング契約が成立する可能性が高くなります。

取引先から債権譲渡承諾書に捺印をいただき、ファクタリング契約へ移行します。

なお3社間ファクタリングでは、債権が未回収になるリスクが2社間よりも低いため、審査はより簡易的にしか行われません。

STEP4.入金&支払い

ファクタリング契約後、手数料を引いた買取代金がファクタリング会社より、指定した銀行口座へと入金されます。

後日、取引先がファクタリング会社へと直接、支払いを行います。

そのため利用企業は特に必須事項はありません。

また仮に取引先が何らかの事情で売掛金の支払いができていなくても、利用企業が弁済をする必要はありませんので、ご安心ください。

それでも念の為、支払いが滞りなく行われたかどうかは取引先に確認するようにしましょう。

まとめ

デスクの上に眼鏡や契約書が置いてある

ファクタリング契約に必要な書類や実際の流れについて詳しく解説して参りました。

ファクタリングに必要な書類は可能である限り、事前に用意しておきましょう。

そうすればファクタリングをよりスムーズに進めることができます。

またファクタリングには2社間取引と3社間取引という2つの契約方式があります。

それぞれ利用の流れや支払い方法が異なりますので、ファクタリング会社を利用する前にはご注意ください。