中小企業や零細企業の経営者必見!「2社間ファクタリング」に伴うデメリットを理解して円滑にファクタリングを!

2019-10-05

中小企業や零細企業の経営者必見! 「2社間ファクタリング」に伴うデメリットを理解して 円滑にファクタリングを!

「売掛先に売上債権を譲渡することを伝えない」という特徴を持つ「2社間ファクタリング」。売掛先に知られることなくファクタリングを行えるということは、売掛先からの無用な心配を受けることなくファクタリングによって早期に売上債権を現金化することができます。

しかし、当然それなりのデメリットも存在するということもしっかりと理解しておかなければなりません。まずは「2社間ファクタリング」という仕組みについて知り、メリット・デメリットをしっかりと把握したうえでサービスを利用するようにしましょう。

2社間ファクタリングのメリットについて

売掛先に売上債権を譲渡することを伝えない

「2社間ファクタリング」の最大のメリットは「売掛先に売上債権を譲渡することを伝えない」ことに尽きます。

ファクタリングが一般的な資金調達方法であることを理解している取引先であればよいのですが、「ファクタリングを行う=資金繰りがうまくいかず、倒産が近い企業の苦し紛れ」などというふうに勘違いしている企業も少なくないため、そうなると、取引停止や発注減などの大きなリスクが伴います。

これは、力の弱い中小企業や零細企業にとっては死活問題となってしまいますが、「2社間ファクタリング」ではそのリスクを取らずにファクタリングを行うことができます。

最短即日の資金化が可能である

「3社間ファクタリング」ではそもそも売掛先へ確認することが求められますので、どうしても売掛先へアポを取って、説明に行って、承諾書を回収するという手間を取らなければなりません。売掛先が大企業であればあるほど、時間はかかります。しかも、同意を得られない場合だってあります。

そうしたことから、ファクタリングで資金を調達したいと思っても絶対に即日というわけにはいkないのが現実でした。

一方で「2社間ファクタリング」ならそうした面倒な第三者手続きは必要ありません。納入企業はファクタリング会社とやりとりを行うだけですので、審査さえ通ってしまえば最短即日での資金調達も可能となるのです。

2社間ファクタリングのデメリットについて

3社間ファクタリング」より手数料が高い

「2社間ファクタリング」のデメリットとしては、「3社間ファクタリング」と比べて手数料がたかくつくということが挙げられます。

ファクタリング手数料相場は、「3社間ファクタリング」で1%~5%、「2社間ファクタリング」で6%~40%と最大で40倍も手数料が高くなってしまうのです。当然、本来期日になれば売掛先からもらえていたはずの金額からはずいぶん少なくなってしまいます。

しかし、手数料が高くなるのも当然ではあります。なぜなら、ファクタリング企業からすると必ずお金が返ってくる保証がなくなってしまったからです。

「3社間ファクタリング」であれば、ファクタリングを申込んできた納入企業が倒産しても、権利先の企業からお金をもらう権利があり、契約も結んでいるため資金をとりっぱぐれるリスクがかなり解消されます。売掛先は納入先よりも会社の規模が大きくなりがちということも大きな安心材料でしょう。

よって、ファクタリング手数料を安く設定しています。しかし、「2社間ファクタリング」では売掛債権は一時的に納入企業に支払われます。

実際に、「他の支払いに遣ってしまった」「他の返済に充ててしまった」などというトラブルも少なくないらしく、そのような資金が返ってこないという不測の事態に備えるためにも手数料を高く設定せざるを得ないというのがファクタリング企業側の言い分となっています。

貸金業法の利息制限法を超える可能性がある

「2社間ファクタリング」の手数料は6%~40%といいましたが、これは売掛先の信用力によっては、貸金業法の利息制限法である18.0%を超えてしまいます。

ファクタリングとはあくまで債券の譲渡であり、ローンなどの融資ではありません。

よって明確には貸金業法とは無縁ではありますが、定義はなくグレーゾーンとなっています。将来的に規制されてしまう可能性も否めないため、大手企業や大手企業子会社のファクタリング企業は、「2社間ファクタリング」の提供を行っていないところが多いです。

よって、「2社間ファクタリング」を行う際は大手ではない企業を通すことが増えるため、企業の信頼度などを事前にしっかりとリサーチしておく必要性があります。

まとめ

「2社間ファクタリング」は「売掛先に売上債権を譲渡することを伝えない」ことから、中小企業、零細企業など売掛先との力関係がある場合に最適です。しかし、そのようなメリットだけを考えてデメリットについて考えないことは愚の骨頂だと思います。

さいごに、「2社間ファクタリング」を使った方がよい企業についてまとめておきます。

・中小企業、零細企業である
・会社の規模にかかわらず、クライアントに債権譲渡を知られたくない
・売掛先からファクタリングに対する理解がもらえそうにない
・即日で資金が必要

これらに当てはまる企業であれば「2社間ファクタリング」の利用がおすすめです。